介護士の職場環境を見極める
介護士職員が定着している職場環境を見極めるためには?!

これから転職しようと考えている、または現在内定をもらっている方に向けて、介護士職員が定着している職場かどうかを見極めるポイントをまとめました。
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介護職員の定着率が高い職場はどうか見極めポイント |
コミュニケーションが頻繁に取れるか |
業務情報を共有できているか |
意見をしっかりと言えるか |
以上の点が注目ポイントになってきます。
コミュニケーションが頻繁に取れるか

入社したすぐに直面することは、その職場でわからないことを知り、慣れることから始まります。
つまり、新人フォローをしっかりとできる環境かどうかということになります。
介護職員の定着率が高い職場環境であれば、トレーナーといったような存在がおり、わからないことや疑問点を質問しやすい環境になっています。
疑問点をすぐに解決することができるので、仕事も早期に覚えることができ、比較的仕事がし易い環境になります。
トレーナーがいなくても、他の職員にも質問しやすければなおさら、環境の良い職場である可能性が高いです。
反対に、指導役であるトレーナーの存在もなく、職員が常にバタついており、とても新人が質問できそうではない環境は定着率が低いです。
その見極め方は、職員の顔つきを見ることでわかります。
職員が下を向いて暗い顔で移動していたりする場合はNGで、笑顔で楽しそうにしている方が多い職場の場合は◯ということになります。
業務情報を共有できているか

介護士職員はシフト制になりますので、休みの職員との入れ替わりが発生します。
訪問介護事業所の場合であれば、事業所に戻らないこともあります。
この時にしっかりと情報の引き継ぎが出来ているかはとても大切です。
引き継ぎが漏れていて問題が発生した場合には、職員同士で責任追及をしなければいけません。
頻繁に責任の追及が起こると、職場の雰囲気は悪くなってしまいますよね。
だからこそトラブルを防ぐためにも、しっかりと引き継ぎを事業所ルールとしてできるようになっているかが大切です。
引き継ぎは、ノートや書面、メールでの引き継ぎで文書化させることと、口頭での引き継ぎの2重で行われることが大切です。
ただし、口頭で説明できるのは、休みの交代した人ではできませんので、当日休みのAさんから引き継いで別の職員Bさんが、前日休みだったCさんに対して口頭で引き継ぎフォローをすることができれば理想になります。
もし職員が少なくてBさん役の人がいない場合は、最低限引き継ぎ文書を必ず目を通せるような流れを作る必要があります。
定着率の低い職場環境の場合、引き継ぎを文書化しないことはもちろんですが、文書化されていても、相手に伝わらないような適当な引き継ぎがされている場合です。
当然、口頭でのフォローもないので、拙い引き継ぎと現場の状況から推定しながら、業務を進めていくことになりますので、少しのズレでゆがんでいき、大きなミスになる可能性があります。
情報共有は必ず目にする文書化と口頭でのフォローの2つあれば、パーフェクトです。
意見をしっかりと言えるか

最後に新人の意見でもしっかり通る職場かどうかです。
よい職場環境であれば、話し合いの時には、若い世代や新人の職員からの意見を吸い上げようとする雰囲気があり、発言後も「発言してよかった」と思えるような気持ちになれます。
意見を吸い上げようとしている職場であれば、今ある問題点に対しての解決に向けての行動が早い場合が多いので解決する可能性が高くなります。
定着率の低い職場の場合は、ベテランの職員が「うちはこういうルールなの!」と一蹴してくるような環境であったり、新人に対しての発言に耳を傾けない場合があります。
これは、自分達の居場所を確保して、新しい人を受け入れる余裕のない職場の現れです。(切羽詰っている職場)
最後に・・・

介護士の職場環境を見極める方法になります。
定着率が良いか悪いかの判断に活用して頂ければと思います。
しかし、上記の方法は、実際に働いてみないと見えてこない実態です。
選考中や内定直後に見極めることは、困難です。
確実に職場環境や職員の定着率を知りたい場合は、転職サイトを活用する時、サポートしてくれる専任の転職エージェントに相談して離職率を調べてもらったり、職場見学をさせてもらうように依頼すると確実です。
離職率の開示拒否や職場見学の拒否をされる職場は注意が必要になるかもしれませんが、エージェントと相談することで解決の糸口お見つけることができます。(転職エージェントに関しては「転職サイトはどこがいい【介護士】」の記事が参考になります。)
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